危惧される中国の人権状況

中国で最も危惧されるのがウィグルやチベット等の人権状況である。チベット巡礼の旅に行った時は街中の至る所に民族浄化を進める習近平の大きな写真パネルが掲げられていた。

ポタラ宮殿のあるラサの西部は、高層ビルやマンションが建ち並び、税金等の優遇指置をエサに漢民族の移住が推し進められていた。

以前は海外メディアもこの実態をリポートしていたがプーチンのウクライナ侵攻以来、まったく放送されなくなった。目先の事象だけでなくチベットやウィグルにも、もっと目を向けるべきである。そうしないと少数民族の文化・宗教や言語等がこの世から消滅してしまう。

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